地方が変わるきっかけ

※テイクアウトに直接関係ないため、期間限定公開記事とします※


少し長くなりますが、ご容赦くださいませm(_ _)m


私は3月27日(金)にいち早く東京を脱出、喜多方に帰省せずに自主隔離生活を続けています。ちょうど今日で一ヶ月の自粛生活になりました。


これは個人的な見解なのですが、人を雇用したり、社会に影響を与える立場にいる経営者であれば、自ら先んじてリスク回避する行動を取るべきだと思っていました。東京では、残念ながらそうではない人たちもいたので、結果的に人に移してしまったケースもあったかと思います。


経営者同士で知恵を絞り合い、もっと何かを起こすムーヴメントが起きても良かったと思っています。このような時に、上場会社同士で連携してより社会的なMaaSプラットフォームを開発したり…等、なぜ横の繋がりがなかなか出てこないのか疑問にも感じます。


愚痴はここまで。


前向きな行動こそが、現状を打破します。悪化する社会状況の中では、その倍のスピードで前向きな行動を増やすことでしか抗えません。そのスピードが、新型コロナウイルス克服後の伸びしろに繋がります。


ここからさらに知恵を出し合い、経済的・財政的自立を実現できる共生モデルを作る機会が訪れています。会津であればアクセンチュアが主体となり、スマートシティ構想(PDFが開きます)を進めていますよね。これを加速させる機会なのです。


以後は長いので、ご興味がなければここで退散してくださいませ。



店舗側としては、「先腹い(先払い)応援団」という仕組みを、もっと積極的に活用すべきだと思います。残念ながら、まだまだ会津では導入店舗が少ないです。(導入店舗:こちらのリンクご参照


実はテイクアウト会津を立ち上げた翌日に、声をかけてくださったのが先腹い応援団を運営する株式会社シンク(本社:福島県会津若松市インター西105)のMさんでした。互いに福島全体を盛り上げていきましょう、と。そこで、テイクアウト会津のSupportersのページにも掲載させて頂きました。


正直に書きますが、テイクアウト会津としては「先払いシステム」を店舗が導入したとしても、一円も収益になりません。福島県以外でもこのようなシステムを活用している店舗があるのでなんとなく知ってはいたのですが、実は「効果的にどうなんだろう?」と思っていました。でも良く良く考えると…売上を先取りするという概念があり、使い方次第では素晴らしい仕組みです。


分かりやすく売上で見ましょう。


  • 新型コロナウイルス前の月平均売上を、一律50万円とします。

  • 年間売上は600万円となります。税金等は面倒なので考慮しません。

  • 自粛期間中は極端ですが売上を0円とします。


<自粛期間2ヶ月>

1月:50万円 2月:50万円 3月:50万円 4月:0円 5月:0円 6月:50万円 7月:50万円 8月:50万円 9月:50万円 10月:50万円 11月:50万円 12月:50万円

→年間売上:500万円


<自粛期間4ヶ月>

1月:50万円 2月:50万円 3月:50万円 4月:0円 5月:0円 6月:0円 7月:0円 8月:50万円 9月:50万円 10月:50万円 11月:50万円 12月:50万円

→年間売上:400万円


先払いシステムを導入し、売上を前倒しする。


<自粛期間2ヶ月>+先払いシステム

1月:50万円 2月:50万円 3月:50万円 4月:10万円 5月:10万円 6月:40万円 7月:40万円 8月:50万円 9月:50万円 10月:50万円 11月:50万円 12月:50万円

→年間売上:500万円


<自粛期間4ヶ月>+先払いシステム

1月:50万円 2月:50万円 3月:50万円 4月:10万円 5月:10万円 6月:10万円 7月:10万円 8月:30万円 9月:30万円 10月:50万円 11月:50万円 12月:50万円

→年間売上:400万円


自粛期間で店舗に行けない顧客が多いわけですから、それをチケットという形で販売しておく。そうすると、将来の売上を前倒しできます。つまり、将来の売上はその分減る可能性がありますが、0円の月を少しでもカバー出来る可能性があります。客層が異なるので、テイクアウトとの利益相反性が少ないと思いました。


実際はそんなに単純ではないのですが、使い方次第だと思います。長くなりましたので、先払いシステムについてまとめてみます。


<メリット>

・売上を前倒しできる

・当面の資金を若干確保できる

・発信力次第で味方が増える


では、デメリットはないのか考えてみました。恐らく地方の店舗ほど、顧客層が地元の人かと思います。


会津の経営者の方々、ここを弱点ではなく強みとしてとらえましょう。


私もそうですが、帰省したくても帰省できない層は一定数います。この人達の「応援」を形として受け取りましょう。その1つが先払いです。


また、今回GWの観光特需がなくなりました。ただし、これも「一時的に」なくなっただけです。必ず観光需要は戻ってきます。その「戻り」は、かなり大きいでしょう。株価に例えると、一旦暴落したあとの「戻り」はかなり大きいのです。ここを先取りしましょう。休業は1つの手段ですが、完全休業するよりも先回りして仕掛けておきましょう。


消費者は「先払い」を購入していれば、精神的に「行かなきゃ」というマインドになります。先行投資しているわけですから、それを「回収」するためにも店舗を訪れます。自粛が解除され、観光需要が戻る時に、横並びのスタンスで「また観光客戻ってきたね」では、いつもと同じなのです。鍵は今何をするかです。


今だからこそ、「応援」してもらい、それを将来必ず「回収」してもらう。その代わり、全力で「おもてなし」する。この仕組みで、搾取される人は全くいないのです。


こういうことを発信している人がほとんどいないので、長文ですが書かせて頂きました。ちなみにこの時のテイクアウト会津としての課題は、「帰省できない会津人層をいかに惹きつけるか」です。


私は日本・中国で、会社経営者でありアントレプレナーでもあります。株主になっている企業もあります。この危機に影響をまったく受けない人はいません。その中で、「座して危機が通り過ぎるのを待つ」よりも、「少しでも前向きな行動を連続させる」ことの重要性を知っているつもりです。東日本大震災の時もそうでした。会津人は、我慢して耐え忍ぶことが長所でもあり、頑なにそれを受け入れてしまう性質も持っています。もちろん、悪いことではありません、本当に素晴らしいことです。そこに、少しだけ前向きなエッセンスを追加していきませんか。


テイクアウトは単にその1つだと思います。

そこから更に、店舗の革新性を進める。

危機に強い体質にする。

収益の柱を増やしておく。


他にも、危機の中だからこそ、出来ることもあると思います。


上からで大変申し訳ないと思いながら書いていますが、1人1人がさらに何かを考えるきっかけになれば幸いです。私はこの先払いシステムを、ふるさと納税の発展型として、消費者が非課税枠に組み込めるようにしたら良いと思っています


行政の出番ですね。市役所の方、見ておられますか。10万円非課税枠を作りたい人がいれば、先払いチケットを10万円分使いますから。使用は同一会計年度内にする等。持っている人に使わせることは、悪いことではないのです。地元を愛すればこそ、使うはずです。


ここをきかっけに、後継者問題に取り組む機会でもあります。これはまた長くなりますので、別の機会に。

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テイクアウト会津

(会津若松市認定・市民活動団体)

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